ゲルマニウムの基礎
ゲルマニウムとは、1885年にドイツのウィンクラーによって、鉱山から産出された銀鉱石の中に存在する未知の元素として発見され、彼の母国の古名である「ゲルマニア」から命名された、元素記号32番 原子量72.61の元素です。
ゲルマニウム単体では、非常にきれいなダイアモンド構造をしており、これは同じ半導体であるケイ素にとても似ています。 このように言うと難しいかもしれませんが、簡単に言うと、皆さんが良くご存知の「ミネラル」の仲間です。 (カルシウムやナトリウム、亜鉛、マグネシウム、鉄、銅、カリウム、セレン、マンガン、硫黄、リン、他60種類以上もあります。これらと一緒です。)

では、ミネラルとは何でしょうか?
ミネラルとは、たんぱく質の立体構造を支える柱になったり、人間が動く為に必要な酵素を産生する為になくてはならない物質です。
動物が動く為には酸素や糖などの様々な物が必要ですが、酵素もなくてはならないものです。
ゲルマニウムの特徴として、“条件”によって、電気を通したり、遮断したりする性質(半導体としての性質)を持つ事から、電気部品のトランジスタやダイオードなどに使用されています。
また、ゲルマニウム酸化物が赤外線を吸収しない性質を応用した、赤外線透過レンズや、金にゲルマニウム12%位を混ぜた歯科用合金、ペットボトル、光ファイバーなど、様々な製品に用いられています。
このほか、1970年代に可能になった高純度化(純度99.9999999999%=テンナインと呼ばれる)により、ガンマ線のエネルギーを精密に測定する為のゲルマニウム半導体検出器が作られています。
その他の半導体には、ケイ素(元素記号14 原子量28.0855)やシリコンなどがあります。 また、植物の光合成には半導体が必要だとも言われています。
半導体とは・・・鉄や銅、アルミニウムなど、電気をよく通す物を「導体」と言い、これらとは反対に、ゴムやガラス、プラスティックなどの電気を通さない物を「絶縁体」と呼びます。半導体とは、これら2つの特性を持ち合わせており、熱などの条件が満たされた時に「導体」となり、条件が満たされないと「絶縁体」になることから半分導体=半導体と呼ばれております。
















